人生を遊ぶ

セビリア・コルドバ観光記(世界一周235〜237日目)

アンダルシア州はスペインの南部に位置する温暖な地域。ジブラルタル海峡を挟んで向かいにはモロッコがあり、過去にはイスラム王朝ウマイヤ朝)に支配されていた時期があることから、現在でも「ムデハル様式」と呼ばれるイスラムの建築様式を取り入れた建物が残っています。今回は州都であるSevilla(セビリア、セビージャ)に滞在し、デイトリップでCordoba(コルドバ)も訪れました。


Sevilla市内は宿泊費が高く、郊外に宿をとっていた私たち。移動手段であるバスに乗るために磁気カードを購入しようとしましたが、人とのコミュニケーションが不要(=購入が簡単)な券売機はチャージのみの対応。カード自体は売店またはバス会社のインフォメーションセンターで購入する必要があります。また、1回あたりのチャージ金額は7ユーロ以上という制約があるため、お金を捨てることにならないよう滞在期間に必要な金額を綿密に計算していました。

当初の計画では、Lisbon(リスボン)からのバスが到着したバスターミナルの売店で磁気カードを購入し、難なく宿に到着できるはずでした。売店ではスペイン語しか通じないと踏み、事前に会話をシミュレーションした上で「9ユーロチャージしたカードをください」とスペイン語で伝えたにも関わらず、出てきたのは7.5ユーロチャージした合計9ユーロの磁気カード(カード本体が1.5ユーロ)。前述の通り、追加でチャージする場合は7ユーロ入れないといけないため、5ユーロ捨てることになってしまいます。売店のスペイン人に金額を変更するよう依頼するも対応してもらえず、最終的には言った言わないの口論の末、売店を後にしました。

磁気カードを扱う売店は星の数程あるはずという当ては外れ、10kg超あるバックパックを背負ったまま2km歩いてバス会社のインフォメーションセンターへ行く羽目に。インフォメーションセンターでは、整理券をとるためにスペインの郵便番号を入力する必要があったり、クレジットカードの支払いが自動で日本円建てになっていたりと謎のシステムに疲れましたが、何とか無事にカードを購入してバスに乗ることができたのでした。


Sevilla市内の観光で印象的だったのはPlaza de España(スペイン広場)。過去にSevillaで開催された万博の会場としてつくられた広場で、「アラビアのロレンス」や「スター・ウォーズ」のロケ地にもなったそう。ムデハル様式の建物が特徴的で、階段の裏に彫刻が施されていたり、装飾が陶器やタイルだったりととても豪華でした。
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世界遺産に登録されているReal Alcazar(アルカサル)はスペイン王室の宮殿で、ムデハル様式の他にゴシックやルネサンスの影響も受けているとのこと。建物内のアーチの形やタイルのデザインがイスラムの要素を感じさせます。
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また、広大な庭園に植えられたミカンやフジ等の植物が果実や花をつけており、青空とのコントラストが目を楽しませてくれました。
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Catedral de Sevilla(セビリア大聖堂)はスペインで最大の大聖堂(Wikipediaより)。レコンキスタによってイスラム支配が終わりを迎えた後、モスクを壊して大聖堂を建設したそう。
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2日目は電車に乗ってCordoba(コルドバ)へ。スペイン国内はRenfeという国鉄が網目のように張り巡らされているため電車移動も便利です。
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最も有名なのはMezquita(メスキータ)と呼ばれる大聖堂・Catedral de Santa María de Córdoba。イスラム王朝時代に建設された巨大なモスクをカトリック教会として転用したもので、モスクの中央に礼拝堂が設けられています。異教の宗教施設を破壊するのではなく、融合を目指すところに当時の人々の寛容性を感じました。
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Alcazar de los Reyes Cristianosは昔のお城。SevillaでAlcazarを見たので外見のみ撮影。
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Cordobaには植木鉢を壁にかけている家が多く、通りが華やかでした。
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※Sevillaの市内を走るバスを利用する際に必須の交通ICカードジモティーに出品中です。ご興味があればお問い合わせください。

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リスボン観光記(世界一周231〜234日目)

旅行中に出会う外国人から、ヨーロッパでおすすめの国としてよく名前が挙がるポルトガル。ウェブで情報収集する限り、アトラクション自体にそこまで魅力を感じることはなかったのですが、何が人を惹きつけるのか知りたいとスペインを訪れるついでに足を延ばしてみることにしました。


Lisbon(リスボン)に到着したときに感じたのは街の穏やかな雰囲気。地理的な位置関係からスペインと似たような国というイメージを持っていましたが、その思い込みはいい意味で裏切られました。3月下旬のLisbonは、日中は半袖1枚で過ごせる暖かさ。これまでのヨーロッパ諸国でヒートテック上下+ダウン+ウィンドブレーカーで過ごしていたのが嘘のようです。

建物毎にデザインの異なるタイルを貼ったり、カラフルに塗ったりした家が並ぶ街は歩いているだけで楽しく、思わず立ち止まってまじまじと眺めてしまいます。
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Lisbonの街は起伏が激しく、高台に上ると海へ続く街並みが一望できます。
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街の中心部には、観光のためのエレベーターが設置されていました。ユニーク。
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教会や城壁もシンプルでバランスがよく洗練されています。
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(Sao Roque Igreja・上とLisbon Cathedral・中。下は外から見たSao Jorge Castelo)


Belem地区はLisbonの中心部から6km程西に位置し、大航海時代の歴史的な建造物が残る街。ヴァスコ・ダ・ガマ(世界史が懐かしい!)の世界一周を記念してつくられた要塞や、
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エンリケ航海王子の没後記念行事のために制作されたモニュメント、
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大航海時代に手に入れた富をつぎ込んで建築されたJeronimos修道院等、ポルトガルの栄華を感じさせる建築物が点在していました。
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大統領官邸も、Lisbon中心部ではなくこの海沿いの気候のよい場所にあります。
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エッグタルト発祥の地とも言われているBelem。有名店でのテイスティングを試みましたが、長蛇の行列と強気の価格設定にあっさり退散。代わりにスーパーでお手頃なエッグタルトをゲット。見た目とは異なり甘さ控えめ、軽めのクリームであっという間に完食しました。
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デイトリップとして電車で訪れたSintra(シントラ)という街にも見どころがたくさん。インスタ映えするPena Palaceには、中世につくられたという教会の内装にも凝ったタイルが貼られています。カラフルな色は20世紀末に塗り直されたものだそう。
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8世紀頃に建設されたというムーアの城跡は、丘の上にあるため景色も○。
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Porto出身の富豪の館、Quinta da Regaleiraは、外から全容が見えてしまったので中には入らず。
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街並みに加えて、安くておいしい食事が食べられるのもLisbonの魅力。特産物という黒豚のグリルは、シンプルな味付けながら素材の味がよく満足感を得られる料理でした。
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スペイン、ポルトガルで共通して食されている(らしい)豚肉と野菜の煮込みは外食で味わう機会がなかったため自作することに。ポルトガルは加工肉含め豚肉が安くて美味です。
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マドリッド観光記(世界一周228〜230日目)

十数年ぶりのMadrid(マドリッドマドリード)滞在は、残念ながらあまりいい思い出にはなりませんでした。

大学でスペイン語を専攻していた私は、語学の勉強のため親の厚意で約1か月間スペインに滞在したことがあります。勉強自体はSalamanca(サラマンカ)というMadridから北西に200km程離れた都市の語学学校に通っていました。その後、2日程度Madridで観光をして帰国したはずなのですが、どこで何をしたのか、どのように移動したのかほぼ記憶がありません…。そのため、今回フレッシュな気持ちでMadridを再訪し、その魅力を感じられるかと楽しみにしていたのですが、南米を彷彿とさせる騒がしさ、無秩序さに辟易して終わることとなりました。


Madridでは、世界3大美術館に数えられることもあるPrado美術館に加え、Reina Sofia美術センター、Thyssen-Bornemisza美術館を訪問。前者2つの美術館は閉館前の2時間は無料で一般開放されるため、時間まで他の観光地を訪れて夕方に絵画を見て回る生活をしていました。

最もよかったのはThyssen-Bornemisza美術館。印象派の絵画や、(キュービズムではない)ポップな現代アートも展示されています。特に、Max Ernstの絵画と
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ルノアールの作品が印象に残っています。
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元々は王立美術館だったPrado美術館。ゴヤやベラスケス、エル・グレコといったスペインを代表するの画家たちの作品が数多く収蔵されています。世界3大美術館のひとつとして数えられることもあるようですが、全体的に暗い印象で好みではありませんでした。
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(館内は撮影禁止のため外観のみ)

Reina Sofiaで有名なのは、ピカソゲルニカとその後の作品(ゲルニカは写真撮影禁止)。この美術館の収蔵品はキュービズムをはじめとする現代アートが中心で、基礎知識のない私はどのように解釈すべきか分からず、残念ながらあまり楽しめませんでした。


その他にも王宮(Royal Palace)や
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中央広場(Plaza Mayor)、Puerta del Solという人で賑わう広場、
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アルカラ門(Puerta del Alcala)等の有名な観光地を一通り回りました。
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しかしながら、イギリスやフランスで訪れた街と比較するとどこも今ひとつ盛り上がりに欠け、テンションが上がらないまま。

また、スペインでは公共の場でイヤフォンをせずに音楽や動画を流したり、なぜかスピーカーフォンで電話をしたり(しかも大音量)、大声で会話をする人が必ずおり、バスや電車での長距離移動の最中に何度も騒音に悩まされた経験から、私の中でスペイン人=騒がしいというイメージが定着してしまいました。他国に比べて英語が通じる割合も低く、不自由することも。道行く人と気さくに話すフレンドリーさはあるものの、全体としてあまりよい印象が残っていません。


食事の面でも、「バル文化」のスペインではアルコールを飲みながら小皿料理(タパス)をつまむ飲食店が多く、安くておいしいローカル食堂のようなお店を求めている我々のニーズとマッチせず。代わりに、近所のスーパーで購入した生ハム200gを豪勢に使ったパスタをつくる等して自炊を楽しんでいました。
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(普通のスーパーのハム・チーズ売り場。100gあたり1〜10ユーロ超えまで幅広い価格帯の生ハムが所狭しと吊るされています。)


※Madrid市内でメトロやバスに乗車するために必須の交通ICカードジモティーで出品中です。ご興味があればお問い合わせください。

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ボルドー観光記(世界一周225・226日目)

Paris(パリ)に続くフランス第2の目的地はBordeaux(ボルドー)。

街はコンパクトで、トラムとバスが東西南北に走っているためどこへでも簡単にアクセスできます。実際、中心部から4km程南部のNansoutyという街に宿をとりましたが移動に困ることはありませんでした。
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Bordeauxには、「水鏡」が有名なPlace de la Bourseという広場があります。その名の通り、広場の地面を覆う水が周囲の歴史ある建物を鏡のように映し出す幻想的な風景を目にできるものと期待していたのですが、オフシーズンだったのか私たちが訪れたときには水は影も形もなく、ただのコンクリートが広がるばかり。
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立派な教会も複数あり、天に向かって高く伸びる尖塔と棘のような装飾が印象的。
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(上からCathedrale Saint-Andre、Basilique Saint-Seurin、Basilique Saint-Michel)

また、Bordeauxでは市を挙げて文化遺産を保護しているようで、古い建物の一部が現代の街並みに取り入れられています。とても立派な門が道路のアーチになっていたりと粋な街。
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街中にある公園、Jardin Publicは穏やかで、春の訪れを感じさせるものでした。
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ここでも事前に調べておいたBrasserieへ。近くを通りかかったため覗いてみると、手頃な価格のメニューが掲示されていたため足を踏み入れてみることに。ランチメニューの前菜2品とメイン2品、牡蠣をオーダー。
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レバーを伸ばして緩いペースト状にし、半熟卵を添えた前菜(写真上の手前)は臭みがなくコク深い味。牡蠣はレモンとバターと共に食べるよう。
メインのエビのグリルとリゾット(写真下)は、エビに添えられたニンニクとハーブのソースが絶品。その地でとれたワインを飲むこともでき満足度が高い食事でした。
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https://m.thefork.com/restaurant/la-p-tite-brasserie-r270513

また、カヌレはこの地が発祥だそう。表面はカラメライズされたようにカリカリ、中はモチモチで、ほんのりラム酒の香りがします。美味。
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ショーケースに並ぶケーキも宝石のよう。残念ながら食す機会は逃してしまいましたが見ていて飽きません。
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パリ観光記(世界一周221〜224日目)

Paris(パリ)滞在は4泊3日。London(ロンドン)から空路での移動です。シャルル・ド・ゴール空港からは鉄道とバスを乗り継いで宿泊先に向かいます。

「先進国だから現地に行けば何とかなる」と高をくくって移動手段に関することを調べずに飛行機に乗りましたが、空港から市内への鉄道の切符を買うところで早速躓く私たち。券売機は英語対応しているものの、切符の種類が多すぎてどれを買えばいいのかが分からない…。日本のような乗越精算制度もないようで、購入する切符を間違える(=安い切符を買ってしまう)と問答無用で乗車駅に戻され切符を買い直さなくてはならないとの恐ろしい情報も。結局、近くにいた駅員を呼び止めて何とか購入。

続いて、切符を通しても改札が開かないという問題が。一帯の改札機が全滅しており、仕方なく遠回りをして別の入口から入ります。その後も、予定されていた電車が急に運行取り止めになったり、出口の改札が開かず、かつ駅員もおらずに途方に暮れたり(他の乗客に改札のドアを開けてもらい無事脱出)とトラブル続き。

さらに、案内板の位置が不適切でバス乗り場に辿り着けず、駅構内を彷徨い歩いたりと散々な日。1時間程で宿泊先に着く見込みが、2時間もかかりました。どれもこれも全ては情報収集不足。反省の一言です。


肝心のParis観光としてはベタなスポットを一通り訪問。生憎天候には恵まれず、寒空の下での観光となりました。

一番のお気に入りはOrsay美術館。モネやルノアールゴッホ等、印象派の絵画が充実しています。中でも、ドガの踊り子の絵に惹かれました。若いエネルギーに満ちた色とりどりの踊り子たちがセピア色で描かれていることで、舞台の様子を想像しようと五感が働きます。
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ルノアールの絵画を間近で見ると、青やピンクで陰影が表現されていることがよくわかります。黒が使われていない幻想的な世界です。
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オペラ座の模型もありました。舞台裏には様々な仕掛けが。
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Louvreで印象深かったのはサモトラケのニケ。その繊細さと孤高の出で立ちは心が震える美しさ。
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ミロのヴィーナスの優美な佇まいは、数多くの彫刻が並ぶ中でも圧倒的な存在感。
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いずれの像も、両手がないことにより想像力を掻き立てられ、それが私たちを魅了するように感じられました。
モナリザもあります。閑散期だったためか、少し待つだけで最前列で鑑賞できました。
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ドラクロワの革命の絵画は、写真で見るよりも赤が深く、青、白とのコントラストが鮮明でした。
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Versailles宮殿は少し期待外れ。幸い、滞在していた家の最寄り駅から電車で1本と好アクセスでしたが、これでもかと装飾を施した内外装は自身の趣向と合わず、楽しみにしていた庭園も残念ながら季節が早く禿げていました。
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その他、エッフェル塔
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凱旋門
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ノートルダム寺院
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オペラ座にも行きました。
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Parisの建物はLondonのそれとは異なるデザインで、街並みにも華やかさが感じられます。でも質実剛健なLondonの方が好き。
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滞在先のホストに勧められたParisで最も古いというBrasserie「Bouillon Chartier」は、ウェイターが親切で店内の居心地もよく、カジュアルにフランス料理が食べられるお店。伝統的な製法でワインにフルーツやスパイスを漬け込んだカクテルやパテ、Black Puddingというレバーの腸詰めに舌鼓を打ちました。
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また、野菜や果物、パン等の食材も美味しく、自炊の満足度も高い街でした。
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(盛り付けが今ひとつですが恒例のパスタ。いつも同じレシピで作っているため、都市間で食材の味を比較するバロメーターになっています)