日本人にはあまり知られていない、カトマンズの安くて美味しいレストラン
約2週間滞在したKathmandu(カトマンズ、カトマンドゥ)では、英語のメニューを見てもどのような料理か見当がつかず、失敗に失敗を重ねました。日本語、英語両方のレビューを参考にし、試行錯誤しながらようやく見つけたお気に入りのレストラン2軒と、ブログ等でおすすめされているレストランに足を運んだ感想を紹介します。
一連の経験を通して、日本人のレビューでは日本人が経営しているお店や日本食のお店が高く評価される傾向にあるように感じました。一方、Lonely Planetなど欧米系のサイトでは、洋食が食べられるお店や"欧米っぽい"雰囲気のお店が受けているようです。
私たちがお店を評価する軸は以下の3点。
①おいしくて、栄養バランスがある程度整った(≒タンパク質と野菜類のメニューが充実した)食事がとれる
②毎日でも通える価格帯か、味に対して妥当と思える値付けがされている
③安全で、ある程度清潔である
日本食や洋食は①または②が欠けるためメニューを覗くだけでお店に入らないことが多いです。
Kathmanduのおいしいレストラン
Yangling Tibetan Restaurant
チベット料理のお店。Momo(ネパールの餃子)やThukpa(チベットのうどん)、Thenthuk(Thukpaの麺が具なしワンタンになったもの)などが提供されます。何を頼んでも外れがなく、本当におすすめです。
私たちのお気に入りはVeg ThenthukとPork Momoの組み合わせ。野菜がたっぷりとれてお腹いっぱいになります。各テーブルに醤油が常備されているため、日本の餃子のように楽しめます。"Kothey Momo"とオーダーすれば焼き餃子も。
Kaldhara Marg, Kathmandu 44600 ネパール
Fusion Himalaya Cafe & Restaurant
ネパール料理やチベット料理が中心。Yanglingよりメニューが豊富で安いです。ネパールでは珍しく(?)かたまりの鶏肉料理も食べられます。最終日に発見し、昼と夜に2度通ったほど。
一般的に評価されているお店に行った感想
口コミサイトやブログで高く評価されているMomoの専門店やステーキが食べられるお店にも足を運んだものの、残念ながら私たちの好みには合いませんでした。
New Everest Momo Center
Momoの専門店。ソースが他のお店と異なり、パクチーを刻んで牛乳でのばしたような少し酸味のある味。お肉はBuffかな?普通のMomoの方が好きでした。そして、お店の目の前の通りは自動車の交通量が多く排気ガスがすごい。さすがに店内にまで排気ガスが侵入することはありませんでしたが、私たちは徒歩でお店を訪れたため、行き帰りの道のりがつらかったことが強く記憶に残っています。
Everest Steak House
Kathmanduでステーキが食べられる数少ないお店のひとつ。シャトーブリアンが2,000円程度で食べられると日本人に好評です。私たちは普通のステーキをオーダー。価格はハーフサイズ(120g程度?)で600ルピー程度、フルサイズ(250g程度?)で1,000ルピー程度。まずくはないものの特段美味しい訳でもないため、わざわざネパールで食べなくても…という気持ちになりました。肉が食べたい人にはいいかも。
Japanese Kitchen Kizuna
フードコートのような場所の一角に位置する日本食のお店。親子丼や天丼、カツ丼などの丼ものが中心。お味噌汁とお漬物がついてくるものの、やはり海外で食べる日本食の域を出ない味に感じられました。私たちは日本食を恋しく思っていなかったため割高感がありました。
※写真はテーブルの上に張られていたグリーンシートの色が反映されています。
Kathmanduでおいしいミルクティーが飲めるHimalayan Cafe & Restaurantもおすすめです。
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徒歩やローカルバスを使って交通費をおさえながら有名な観光地を訪れた記録。
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滞在先の宿で飼い犬にひっかかれて狂犬病の予防接種のため病院を受診したり、宿のオーナーにアレンジしてもらったトレッキングが期待外れで途中で引き返したりと、トラブルにも見舞われました。そんな日々の記録をありのままに綴った日記をアマゾン電子書籍で販売中です。ブログと合わせてお楽しみいただければ幸いです。
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