ケアンズで海外生活体験(世界一周96〜101日目)
Cairns(ケアンズ)には1週間滞在。これまで旅してきたアジアの国々と比べるとオーストラリアは物価が高く、Booking.comで表示される宿は予算を5,000円まで上げてもドミトリーばかり(アジア各国では1,000円未満で個室に泊まれた)。加えて、評価はあまり高くなく、2人分のベッドが空いていない宿が多く頭を抱えていました。
そこで、噂には聞いていたairbnbを利用してみることに。Booking.comを使い慣れていると検索は多少しにくいものの、中心部から程近く評価もよい部屋を発見。SIMを購入せずに旅をしているため、住宅地で迷ったらどうしようかと不安に思いながらも、airbnb上に表示されるgoogle mapのルートに従って無事に辿り着きました。
今回はプール、キッチン付きの広い家の一部屋。各部屋に備え付けの冷蔵庫まであります。
アジア諸国では、炭水化物中心・野菜とたんぱく質少なめという不本意な食生活を送ってきたこともあり、自分で食料を調達して調理できるありがたさが身に沁みます。早速スーパーへ行き、厚切りの牛肉や豚肉のステーキを買ってきては焼いて食べていました。
朝はサンドイッチ、昼はパスタ、夜はステーキ+野菜炒め+ご飯という生活を1週間続け、結局Cairnsでは外食をせずに過ごしました。観光で1日外出する際にはお弁当までつくり設備をフル活用。
生活の合間にKuranda(キュランダ)やGreat Barrier Reef(グレードバリアリーフ)を観光。
Kurandaへは、それ自体が観光の一部になっているScenic Railwayで向かいました。橋を渡る際や滝を通過する際には、速度を落としたり停止したりしながら、約2時間かけてのんびりと進みます。
現地ではさらにシャトルバスに乗りRainforestationへ。ここではArmy Duckと呼ばれる戦時中の水陸両用車で熱帯雨林を探索したり
Wildlife Parkという動物園でオーストラリアの動物たちを観察しました。カンガルーは変な姿勢で眠っているし、コアラは起きたかと思ったらすぐに眠ってしまうし、かなり脱力系。初めて見たウォンバットは、夜行性なので日中は地中の巣穴にいるはずが、その巣穴が展示用にガラス張りになっており、観光客に眠りを邪魔されてなんだか可哀想でした。
Great Barrier Reefでは「Reef Quest」というツアーでふたつのReefを訪れ、体験ダイビングとシュノーケリングを楽しみました。カメやエイには会えませんでしたが、遠景では真っ青に見える透明な海でカラフルな魚やナマコ、サメ、ナポレオンフィッシュを観察。海のアクティビティーは波で酔ってしまい苦い記憶が多いのですが(約10年前に家族でオーストラリアに来たときもダイビングで酔った)、今回は時間いっぱい遊んできました!
一方、夫は「Great」なところが見たかったようで、海の世界に入るよりも空から珊瑚礁の広がりを感じる方がよかった様子。楽しみ方にも性格が現れるのがおもしろい。