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プノからラパスへの陸路での国境越えは安全で早いデサグアデロ経由がおすすめ

ペルーに次ぐ目的地はボリビア。バスでPuno(プノ、プーノ、プノー)から首都のLa Paz(ラパス)に向かいます。

ペルー国内はCruz del Surという素晴らしいバス会社があったため移動の手配が楽でしたが、その安泰もPunoで終わり。ここからは、ウェブでバス会社のレビューを確認しながらバスを手配していく生活に逆戻りです。
Cruz del Sur - Portal Web
(バスの設備とオペレーションが素晴らしいペルーのバス会社Cruz del Sur。外国人のみならずローカルの人も利用しているようで、ここのカウンターはいつも人だかりが出来ていました)


PunoからLa Pazへのバスの問題は2つ。
①Copcabana(コパカバーナ)経由に比べてDesaguadero(デサグアデロ)経由の方が早いが、国境警備員による貴重品抜き取りの噂がある
②信頼できるバス会社がない


安全と健康を旅行の最優先事項としている私たちにとって①は重大な問題でした。しかし結論から述べると、現在ではDesaguaderoの国境管理は整備されており、危険を感じることはありませんでした。以下に私たちの検討プロセスと実際の移動の様子をまとめておきます。


<検討プロセス>
①Copcabana(コパカバーナ)経由に比べてDesaguadero(デサグアデロ)経由の方が早いが、国境警備員による貴重品抜き取りの噂がある
Copacabanaはボリビア側のチチカカ湖畔の観光地。ここを経由する場合、バスから船への乗り換えがあったり長時間の休憩があり、La Pazへの到着が深夜になります。
一方、Desaguaderoの国境では外国人(特にアジア人)をターゲットに、所持品確認の名目で警備員が寄ってたかって荷物を漁り、現金や電子機器を盗っていくという噂が。日本人のブログに多く掲載されていますが、英語の情報サイトによるとここ数年は状況が改善している様子。念のため、Punoの旅行代理店でも確認し、安全と言われたためDesaguadero経由でLa Pazへ行くことに。

②信頼できるバス会社がない
複数のバス会社が運行しているようですが、総じてレビューが低い。中には「国境越えの際にバスがいなくなり数キロ歩いた」というコメントも。
結局、私たちはTripadviserで評価の高かった旅行代理店経由でバスを手配。ウェブページには25USDと表記されていますが、チケット手配の依頼のみメールでおこない、到着後に現金で20USD支払いました。また、Punoのバス停では、バス会社から直接チケットの購入が可能です。
titicacatravelperu.com



<実際の移動の様子>
Punoのバスターミナルは、Uros Islands(ウロス島)へのフェリーターミナルの近くにあります。

当日は朝6時過ぎに宿泊先まで迎えが来て、7時のバスで出発。普段は代理店を通さずに自分たちで交通手段を手配し、バス停まで徒歩で向かっているため、何もかも任せられるのは快適です(その分出費も大きいですが…)。

10時前には国境に到着。
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ひとつの建物内にペルーとボリビアの入出国管理のブースがあり、非常にスムーズに手続きが進みます。バスも目の前に停まっているため、国境沿いの道を歩いたり、バスを探して途方に暮れる心配もありません。もちろん、得体のしれない警備員に囲まれることもありませんでした。
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(国境管理が統合され便利になったことを宣伝する張り紙)

ちなみに、驚くべきことにボリビアはペルーやチリよりも荷物検査が厳格。1人1人バックパックの中をくまなくチェックされ、ペルーの友人にもらった焙煎済みのコーヒーを没収されました。

La Pazのバス停にはスケジュール通り14時頃に到着。明るい内に到着でき、市内の移動も安心でした。
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