ブエノスアイレス観光記(世界一周201〜212日目)
南米観光の最後の地、Buenos Aires(ブエノスアイレス)。次なる目的地、London(ロンドン)へのフライトチケットが最も安くなる日まで待っていたことと、ヨーロッパの旅程を組む時間を確保するために、Iguazu(イグアス)へのショートトリップをはさんでBuenos Airesには2週間滞在しました。
到着日は蒸し暑く、日本の真夏のような気候でしたが、3日目の豪雨の後は暑さは影を潜め、過ごしやすい日々が続いていました。
Buenos Airesの観光地は東の方に密集しており、メトロやバスで簡単にアクセスできます。Bariloche(バリローチェ)で高値掴みした磁気カード「SUBE」をフル活用。
(メトロやバスを利用する際に必須。なぜかBarilocheとBuenos Airesは共通のカードを利用しています。帰国後に不要になったためジモティーで出品中。)
ここには、世界に対して競争力のある観光地がいくつかあります。しかしながら、ただの箱物なので特におもしろいものでもありませんでした。
(オペラ座やスカラ座と並び世界3大劇場とされるTeatro Colon)
(世界で最も道幅が広い9 de Julio。片道6車線)
恒例の中心広場(Plaza de Mayo)には「ピンクハウス」と呼ばれる大統領府が隣接しています。
Caminito(カミニート)と呼ばれる地区にはカラフルな建物が立ち並びますが、既視感を覚える光景で新鮮さはありません。
いつもは夫が各地で髪を切っていますが、日本を発って約半年。さすがに私も伸び放題の髪を切ることに。価格だけ見て入った美容室の技術があまりに低く、髪質を踏まえて段を入れるでもなく、ただ指で髪を押さえて一直線にハサミを入れていくのみ。左右の長さを鏡で確認しているにも関わらず、仕上がりはガタガタ。さすがに落ち込んだ私の様子を見かねて夫(素人)が1時間かけて髪を切り揃えてくれました。
あまり高く評価されることのないアルゼンチンの食事ですが、牛肉だけは別。街中に散見される肉屋では、値段の割に味も悪くない牛肉が手に入ります。
基本的には自炊の日々でしたが、レストランでもasado(アサド)と呼ばれる熾火で焼いた牛肉を味わうことができます。私たちは滞在先のホストに教えてもらったレストラン「Las Cabras」を訪れ、約3,000円でヒレ肉やチョリソー、部位不明のブロック肉をお腹がはち切れそうになる程食べました。
https://maps.app.goo.gl/fRBuk
また、滞在していたPalermoと呼ばれる地区は、ペルーの友人Franciscoが安全で便利な場所として紹介してくれた地域。SOHOにはお洒落なレストランやカフェもたくさんあります。地図上で見つけて足を踏み入れたVive Cafeでは、思いがけずクリーミーで香りとコクのある美味しいカフェラテを飲むことができました。
https://maps.app.goo.gl/4noK5
Buenos Airesで入り浸っていたのはカフェ「El Galeon」。1軒目の宿が不潔すぎて自炊ができず、たまたま見つけて足を踏み入れたのですが、1人200ペソ(約600円)程度で満腹になるボリュームの食事がとれて味もまあまあ(一般的には1人300ペソ=900円程度)。Wifiは早く、私たちの中では最強のコストパフォーマンスを誇る店でした。
(上:鶏肉のグリルを1枚はさんだサンドイッチ、下:これでもかとチーズをかけたピザ)
https://maps.app.goo.gl/UpMVW
ちなみに、チリと比べてアルゼンチンのスーパーは清潔感が劣り、肉や青果の品揃えもいまひとつ。専門店の方が美味しい食材が手に入るため、肉や野菜、果物は肉屋や八百屋で購入していました。加えて、アルゼンチン人はスーパーで大量の食品や日用品を購入するため、レジはいつも大渋滞。会計のために30分列に並ぶことも日常のようでストレスでした。
おまけ。Buenos Airesで2軒目に滞在した家にいたマルチーズ。人懐こくて甘えん坊で可愛かった子たち。
Buenos Airesのメトロやバスを利用する際に必須の交通ICカードをジモティーに出品しています。興味があればお問い合わせください。
jmty.jp