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リヨン観光記(世界一周244・245日目)

スペインからイタリアに移動する途中、南フランスを見てみたいとLyon(リヨン)に寄りました。

Lyonはフランス第2の都市で、金融業だけでなく絹織物の産地としても有名なようで、その中心的役割を果たしていたCroix-Rousse地区には現在でも店先に絹のストールが飾られていました。思わず足が止まってしまうセンスのよいデザインばかり。
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世界遺産に登録されている旧市街を始め、落ち着いた歴史ある街並みとのんびりとしつつも活気ある雰囲気がとても素敵な街でした。
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Fresque des Lyonnaisは、ビル全体を使っただまし絵。Lyon出身の有名人が描かれているお茶目なアート作品です。
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ロマネスク様式のBasilique Saint-Martin d'Ainay。見た目も内部もツルっとした印象で、中世の宗教画と共通点があるように見えます。
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非対称な屋根が珍しいEglise Saint-Nizierはゴシック様式
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Theatre des Celestinsは佇まいがとても美しい劇場。手前の広場の両側には花をつけた木蓮が並び居心地のいい場所でした。
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教会内のステンドグラスや街中で見かける洋服、ケーキ等々、フランスには色使いやデザインが素敵なものが多く目移りしてしまいました。


本場でのフランス料理の食べ納めと、入念に情報収集をして目当てのBistrotに向かう途中、地元民らしき人々で混み合う店を発見。ちょうどテーブルが1つ空いており、思わずふらっと入ってしまいました。
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1日中ブランチを食べられるというのがコンセプトのようですが、私たちは今日のランチメニューをオーダー。前菜のネギのポタージュは、柔らかめのマッシュポテトのような食感と、添えられたブルーチーズの風味が新しい。
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メインの白身魚のグリルとリゾットは残念ながら今ひとつ。リゾットに入っているサルシッチャの風味が強すぎ、ファストフードのようで期待外れ。
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デザートのブルーベリーのタルトは生地が香ばしくサクサクで、私の好きなタイプ。ポーションが大きく(想像の2倍!)、その後歩くのが苦しい程満腹になりました。
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https://maps.app.goo.gl/vGPyR2LTUB7gUsHt8

スーパーでは、ヨーグルトと間違えて「Fromage Blanc=白いチーズ」を購入。インターネットで調べてみると、生乳からホエーとクリームを除いてチーズにしたもので、南フランスで食されるものだとか。
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ムースとヨーグルトの中間のような口当たりで、味は酸味の少ないヨーグルトという感じ。Paris(パリ)やBordeaux(ボルドー)では見かけたことがなく、地域による食文化の違いが興味深いです。