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ヴェネツィア観光記(世界一周259・260日目)

イタリア最後の目的地はVenice(ヴェネツィアヴェニス)。本島はホステルすら目玉が飛び出るような価格だったため、本土のMestre(メストレ)という場所に宿を確保。MestreからVeniceまではバスで約15分程ととても近いので観光にも便利です。
https://maps.app.goo.gl/rLRpVWjnoaGxRqRr9

Veniceでは、本土との接続部分のみ車や電車の乗り入れが可能で、それ以外はバイクすら立入禁止。街の中には細かく水路が張り巡らされており、バスやタクシーを含め日常生活の足は船が担っています。当然、消防車やパトカー、救急車も船。
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(写真上は消防署。船庫では消防船が待機しています。下は病院の前に停泊していた救急船)

Veniceと聞いてイメージする手漕ぎのゴンドラは観光客向け。普通の船はモーターで動いていました。
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本島の中心部には、北西から南東に向かってCanal Grandeという最も幅の広い水路がS字を描きながら走っています。
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この水路を渡るための歩道橋は3本あり、中央のRialto Bridgeと南側のBridge of the Academyが有名。Rialto Bridgeの上には宝飾品店が並び、周辺にはレストランやカフェがひしめく賑やかな場所。
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しかしながら、弧を描く木組みのBridge of the Academyの方が風情があるように感じられました。
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Veniceの中心的な広場Saint Mark's Squareは世界で最も美しい広場とも言われているようで、同じ聖人の名を冠した大聖堂と鐘楼、時計塔があります。
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大聖堂の天井には金色を多用したフレスコ画が一面に描かれており豪華。
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(内部は写真撮影が禁止されているため出口付近を撮影)

白い石でつくられたSanta Maria della Saluteや
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小さなレンガを積み重ねたSanta Maria Gloriosa dei Frari等、
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見応えのある素敵な建物もたくさん。

また、Veniceは東ローマ帝国海上防衛を担っていたため、小さな島にも関わらず軍需工場(跡)があります。
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Veniceは街全体がテーマパークのよう。道は路地のように細く入り組んでおり、すぐ隣には運河を船が往来しています。ショーウィンドウにはVeniceのカーニバルが発祥という怪し気な仮面や色とりどりのヴェネツィアングラスが飾ってあり、街並み自体がこれまでにない雰囲気で歩くのが楽しい街でした。
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そして、Naples(ナポリ)で食堂選びを失敗した私は、このままイタリアを出ることはできないとVeniceでリベンジ。本島は物価が高そうだったため本土にあるDa Carlaという食堂へ。これが大正解。前菜のポルチーニ茸とポレンタ(トウモロコシを挽いてお粥状にした料理)も、Venice名物というイカスミのパスタも、メニューにあればつい頼んでしまうポルチーニ茸のパスタも味わい深くちょうどよい塩加減。
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ハウスワイン(白)も酸味が少なくブドウの味がしっかり感じられ、私たち好み。さらに、当日の朝つくったという自家製ティラミスが絶品でした。
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https://maps.app.goo.gl/vzGAgMzJXGpscP1TA

心もお腹も大満足でイタリアを後にしたのでした。