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イエローモンキーのアルバム「9999」が控えめに言って最高

2020年が明けましたが、相も変わらずイエローモンキーの魅力に憑りつかれています。つい2週間前にライブDVD『SUPER BIG EGG 2017』の素晴らしさをブログにつづったばかりですが、2019年4月に発売されたアルバム『9999』の偉大さに気付いたのでご紹介します。

9999 (通常盤) (特典なし)

9999 (通常盤) (特典なし)

 

 

忘れもしない1月5日の午前中、洗濯物を干そうとBGMを探していたときにこのアルバムに出会って胸を射抜かれました。存在自体は知っていたし、シングル曲は件のライブDVDやミュージックビデオで何度も耳にしていたものの、これまでアルバムとして腰を据えて聴いたことはありませんでした。

 

驚くべきことに、アルバム収録曲のほとんどがYoutubeで視聴可能です。しかも、ありがちな「サビでフェードアウト」というのではなくフルで聴くことができます。この姿勢がすでに最高。音質が悪い音源を違法にアップロードされるぐらいなら自ら公開していこうという潔さ。粋を感じます。

 

肝心な楽曲ももちろん最高。Youtubeで「イエローモンキー」と検索すると『9999』のプレイリストが出てくるので通して流してみてください。全体的に昔の曲を彷彿させる作品が多いですが、「なんか聴いたことある」とスキップしたくなる気持ちを制し、いちいち挿入される広告と戦いながら最低5回は再生してください。聴けば聴くほどイエモンの沼にはまっていくこと間違いなし。

プレイリストの1曲目『この恋のかけら』は、Youtube上では『マトリョーシカ』と記されており、アルバム収録曲のタイトルとは違ったためボーナストラック的なものかと勘違いしていました。

 

中でも、私の心をつかんで離さないおすすめの作品が以下の5曲です。わかりやすい曲に惹かれがちなのはご愛敬。にわかファンの悲哀。

 

Balloon Balloon

1度耳にしたら記憶領域を支配される曲。無限に繰り返しながら延々仕事できます。「愛をまやかしと言うのなら この世界は生きてるだけの場所」というフレーズも好きです。歌とダンスが好きだという姪(1歳超)に歌ってみたところ嬉しそうにしており、いいものは赤子も認識するのだと感慨深いものがありました。

 

Breaking The Hide

Balloon Balloonと双璧をなすお気に入り。サビとCメロの音階の上がり方には問答無用で人間の脳を興奮させる力があると思います。ずるい。なお、知ったかぶりをして「LUNA SEAにこういう曲なかった?」と夫に言ってみるも「全然違う」と一蹴されました。

 

Changes Far Away

噛めば噛むほど味が出る、いわゆる「スルメ曲」。スローテンポの三連符のリズムが病みつきになります。晴れた日に青い芝生が広がる公園でビール片手に聴けば天国に行けること間違いなし。ギターソロの音色が私の好みの直球ど真ん中です。そしてイントロやエンディングがビートルズっぽい。

 

Horizon


イエローモンキーの曲の大半はボーカルの吉井さんによるものですが、これはギターの菊地さんが手がけています。カラオケで歌うくらいの音量で声を出すと高音部分の伸びがとても気持ちいいのでぜひ試してください。アニメーションに出てくる偶蹄類は誰が誰なのかが気になるところ。

 

ロザーナ

『SUPER BIG EGG 2017』にも収録されているリズム隊の貢献が大きい作品(あくまで素人の見解です)。最後の"The Yellow Monkey is Here"というテロップにもグッときます。

 

 

このアルバムを聴いてライブがますます楽しみになりました。

9999 (通常盤) (特典なし)

9999 (通常盤) (特典なし)

 

 

『SUPER BIG EGG 2017』はかれこれ1か月以上聴き続けていますが、未だに新鮮さを失わない素晴らしいライブなのでこれも聴いてください。

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