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カトマンズ滞在記:狂犬病のアフターショットのため病院へ(世界一周18日目)

滞在先で飼われている犬に引っ掻かれ、狂犬病の予防のため病院へ。旅に出て1ヶ月も経たない内に旅行保険のお世話になりました。保険会社の紹介を受けて向かったのはカトマンズイギリス大使館の向かいにあるCIWEC Hospital and Travel Medicine Center。
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この病院はインドビザセンターへの道中にあり、ビザ申請の際に「カトマンズで病気になったらここに運んでもらおうね」と夫と話していました。まさか現実になるとは。

診療はとても簡単で、日本で初診時に記入するようなカルテに記入したあと、傷の確認・処置と狂犬病のワクチンのアフターショットを打ってもらっておしまい。医療行為はすべて看護師さんが手際よく済ませてくれました。保険会社への請求のために医師の診断が必要とのことでドクターの診察も受け、保険会社向けの書類を記入して病院を後にしました。


今回、旅行保険の使い方を学んだので備忘に記しておきます。特に電話が使えない状況でコレクトコールをかける方法はクレジットカード紛失等の緊急時にも転用できそう。

①コレクトコールで保険会社に電話をする
十分な現金を持っておらず、クレジットカードを使えるかも不明だったため、キャッシュレスで診療を受けられる病院を紹介してもらうために保険会社に電話をかけました。
予めSkypeのアプリをダウンロードしておき、+1 877 533 0051に電話。KDDIのコレクトコールの窓口につながります。なお、この番号はアメリカからアクセスする場合の電話番号のため、連絡先にはアメリカからのコレクトコールである旨が伝えられます。

ローカルの電話を使用する場合のアクセス番号一覧
http://www.001.kddi.com/accessnumber/index.html


②保険会社に状況を説明しキャッシュレスで診療を受けたい旨を伝える
大都市の場合、契約者に配布されるパンフレットに提携病院一覧が掲載されていることも。私たちが加入している東京海上はネパールでの提携病院がないとのことで、東京海上の現地(ネパール)パートナー経由で病院を紹介してもらいました。
途上国では特に医療の質も気になるところ。保険会社としては自分たちの評価のために下手な病院は紹介しないであろうとの見立ての下、保険会社経由で紹介された病院なら間違いないだろうと考えています。キャッシュレスで診療を受けられれば請求のための面倒な手続きも軽減されます。
今回は電話をかけて1時間以内に病院を紹介してもらい、対応がとても迅速かつ的確でした。電話が使えないことを伝えるとメールでのコミュニケーションに切り替えてもらえたこともありがたかった。


③病院を受診する
手元に現金がほぼなく、軽症だったこともあり1時間程歩いて向かいました。何かのときのために1000円程度は常に持っていないといけないと反省。