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茶畑が美しい高原鉄道はたった400円!エラからキャンディへの移動(世界一周66日目)

スリランカ鉄道は世界一風景が美しい列車とも言われており、特にElla(エラ)からNuwara Eliya(ヌワラエリヤ)の最寄り駅・Nanu Oyaまでが見所だそう(空港にある旅行会社のスリランカ人談)。

私たちが訪れた10月は雨季。午後は雨になることが多かったため、朝一番の列車に乗車しました。進行方向右手に山間に茶畑が広がる風景が続きますが、生憎私たちの席は左側。左側に座る乗客の間で右側の空席を巡る静かな闘いが勃発します。途中、別の乗客に席を明け渡すことになりましたが、最終的にはよい席をゲット。
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列車は、東南アジアを彷彿とさせるジャングルを抜け、次第に茶畑の中へ。山肌一面に微妙な濃淡のお茶の木が広がる様子に目を奪われます。
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そこに加わる列車の燃料の焦げたようなにおいと、規則正しく線路を走る振動と音。さらに、開け放った窓から入ってくる気持ちのよい風を感じながら、景色を楽しんだりお菓子を食べたりうとうと微睡んだりと何とも贅沢な時間でした。
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こんなに楽しめて、価格は2等の予約席で1人600ルピー(約400円)と驚異のコストパフォーマンス。スリランカに行かれる際にはぜひ旅程に組み込むことをおすすめします!
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