人生を遊ぶ

キャンディで再び山の上の宿を手配し地獄を見る(世界一周66・67日目)

スリランカのほぼ中心に位置する都市、Kandy(キャンディ)。宿泊先へ向かおうと駅をあとにした我々を待ち受けていたのは超急勾配の坂でした。距離としては約2キロ、高低差200メートルの場所にある宿に歩いて行くという過酷なもの。体ひとつでもきつい道のりを、合計20キロのバックパック、デイパックを前後に背負って歩き、地獄を見ました。自然豊かなスリランカで宿泊先を決める際には、市街地からの距離だけではなく高低差も考慮すべきだったと猛省。Ella(エラ)の二の舞です。

疲労困憊で辿り着いた宿はロケーションは最悪だったものの、簡易キッチンと食器、電気ケトル付き。夜は市場で購入したスリランカ産マンゴーとお馴染みのバナナ、紅茶をいれて一服。
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Kandyには、ブッダの犬歯が納められているというTemple of the Toothがあり、聖地として世界遺産になっているようです。また、郊外には茶畑やスパイスガーデンがあり、観光地としてツアーに組み込まれることが多い様子。しかしながら、ブッダの歯にはまったく惹かれないこと、自然はEllaからの列車で十分満喫したことから、宿泊せずに次の場所に向かってもよかったと感じています。

観光はTemple of the Toothを門の外から撮影して終了。道中の売店にあったお供え物の蓮の花が素敵でした。
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スリランカはネパールやインドとは異なり、野菜やフルーツが豊富です。潜在的な食事のポテンシャルはあるはずなのですが、効率のよいエネルギー源は炭水化物のため、なかなかバランスよくおいしい食事には出会えませんでした。
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