ルアンプラバンでの過ごし方（世界一周84〜89日目）

Luang Prabang（ルアンプラバン、ルアンパバーン）には6泊滞在。当初は疲労回復の時間も含めて5泊の予定でしたが、次の目的地・Hanoi（ハノイ）行きのバスのエンジントラブルが発生、1泊余分に滞在することになりました。

Luang PrabangはVientianeから300km程北に位置し、街の北側にはメコン川が南北に流れています。歴史的な建造物や街並みが残っていることが評価され、世界遺産にも登録されています。観光客も目立ち、中でもフランス人が群を抜いて多い印象。

小さい街なので、急いで観光するなら丸2日あれば十分。ですが、時間が許すようであれば旅程に余裕を持たせ、落ち着いた街の中をぶらぶら歩いたり、宿でゆっくり寛いだりするのもおすすめです。

特にナイトマーケットは所謂観光地のマーケットとは一線を画す品揃え。色とりどりの綿のランプシェードや、環境に優しい竹のストロー、バラエティに富むポストカード等、物欲を掻き立てられるものがところ狭しと並んでおり目移りしてしまいます。

また、食べ物も豊富。私たちのお気に入りはカットフルーツの盛り合わせ。トレイに山盛りで10,000キープ（約150円）と、かなりお買い得です。

滞在中は、宿泊先から徒歩3分の食堂Steak Nightで牛肉または豚肉炒めプレートと中華サラダ、ラオスビールで夕食を済ませ、ゲストハウスに戻ってフルーツを食べるというのが夜の日課となっていました。Steak NightはGoogle mapでは出てこないのですが、Bambooという食堂の数軒隣のオープンになっているお店です。資金が尽きかけたときには、このBambooにも通っていました。



https://goo.gl/maps/Vmzn2KPHXdx

観光地では、Kuang Si Waterfallは一見の価値あり！市内からは距離があるため、旅行会社で日帰りツアーに申し込み乗り合いバンで向かいます。なぜか併設されているツキノワグマの保護センターを抜け、棚田状の滝壺を横に見ながら森の中を歩くこと15分。岩肌を伝いながら流れ落ちる美しくも迫力のある滝が現れます。乾季にはさらに水の色が青く見えるよう。

また、街中にありアクセスが容易なMount Phou Siはサンセットスポットになっています。が、我々が訪れた日はまたもや雲がかかっており、日没の瞬間は目にできず。

がっかりしたのはPak Ou Cave。Luang Prabangのおすすめスポットとして紹介されることが多いため、舟に乗り往復3時間かけて訪れたところ、ただの洞窟に無数の仏像が置かれているだけ。椅子が硬いオンボロボートに乗せられ、途中でエンジントラブルを起こした別の舟を助けるために30分待機し、行きたくもないWhiskey Villageで休憩する等、道中にもいい思い出がありません。時間と費用に鑑みると非常にコストパフォーマンスが低いと感じました。

Luang Prabangにある有名な滝は、前述のKuang Si Waterfallに加えて、Tad Thong、Tad Saeの3つ。ですが、Kuang Si Waterfallで棚田状の滝壺も高さのある滝も見られるため、よっぽどのこだわりがなければ他のふたつの滝を訪れる必要はなさそうです（私たちはTad Saeと間違えてTad Thongに行ったものの、滝までの道が整備されておらずヒルのリスクが高いため引き返すというハプニングがありました）。

Kuang Si Waterfallの概要
・往復交通費（旅行会社で手配）：35,000キープ
・入場料：20,000キープ

Mount Phou Siの概要
・入場料：20,000キープ

Pak Ou Caveの概要
・往復交通費（船着き場で直接購入可）：65,000キープ
・入場料：20,000キープ
・船着き場の場所
https://goo.gl/maps/EgpDG38BQnB2

Tad Thongの概要
・入場料：20,000キープ