世界遺産の村・ハンピの見どころランキング（世界一周57〜60日目）

国境の街Raxaul（ラクソウル）を含め、インドで計8都市を巡った私たちが最も好きな場所、Hampi（ハンピ）。

4泊5日で滞在し、事前にネットで情報収集したおすすめスポットに実際に足を運んだ感想をランキング形式でお届けします。なお、寺院等の建築物を見るよりも、歩いたり自転車に乗ったりしながら自然を満喫するのが好きな私たちの趣向が多分に反映されています。

1位：Matanga Hill
Hampiの中心から約1km東に位置する岩山。このあたりで最も高く、頂上から見下ろすと絶景が！朝日や夕日を眺めるのにも最適。



Matanga Hilには登頂ルートが2種類あり、道中の岩登りも楽しめます（高所恐怖症の気がある夫は怖がっていましたが）。

2位：Monkey Temple（Hanuman Temple）
HampiからTungabhadra Reverを越えて北に約6km。距離があるため、川を渡ったところで自転車をレンタルしました。寺院は岩山の頂上に位置しており、麓に自転車を置いて575段の階段をひたすら上ること20分。Matanga Hillとは異なり、岩山とヤシの木、水田の広がる光景が飛び込んできます。


帰り際、麓の駐車場らしきスペースに停めた自転車に対し、駐輪料10ルピーを課金してこようとしたインド人を無視してこの地を後にしました。

3位：Lotus MahalやElephant Stables等の遺跡に向かうサイクリング
今度はHampi中心部から南に約3.5km。ヤシの木が両側に立ち並ぶ道路をサイクリングして、Lotus MahalやElephant Stables、Queens Palace等の遺跡が密集するエリアへ。途中、自転車で走る夫のすぐ横を枯れたヤシの葉（軸つき）が落ちてくるという肝が冷える体験もありましたが、乾燥した暑い日差しの中を風を切って走るのは爽快でした。

ちなみに、遺跡群を見るためには入場料600ルピーかかるためパスして外から雰囲気だけ楽しみました。

4位：Vittala Templeに向かう道中
Matanga Hillからさらに約2km北東に位置するVittala Temple。象が引く戦車のような遺跡で有名です。川岸を歩いていくため、岩山と遺跡が連なる村の中とは異なる風景を楽しめます。


Vittala Templeにも入場しましたが、600ルピーの価値は感じませんでした。それよりも、その北東にある名もなき遺跡が無常を感じさせ、なかなか素敵でした。

その他、筍を彷彿とさせるVirupaksha Templeや、Hampiと共に世界遺産に登録されているAnegundiという村もおすすめスポットとして紹介されています。Virupaksha Templeは入場せずとも周辺の小高い丘の上からその概観を見ることができるため満足、Anegundiは青い壁の家が並ぶこじんまりとした素敵な村ですが、距離に対して魅力が少ないと感じたため、個人的には印象が薄いです。

番外編：Old Chill Out
ほぼ毎食訪れたレストラン。カレーと塩分濃度の高い食事に食欲をなくしていた私たちにとって、シンプルで薄味の食事を提供してくれる神のような存在でした。近くに「Chill Out」というレストランができてしまい、わざわざ「Old」をつけて区別しているとのこと。

お腹が心配で生野菜を避けていたため野菜不足が気になっているところに「野菜スープ」という救世主のようなメニューを発見。しかもガーリックトースト付き。これに加えて、ピザやパスタ等のイタリアン系の主食を頼むのが常となっていました。

Google mapでは表示されませんが、「Chill Out」の角を川の方（北側）に直進した突き当りです。
https://maps.google.com/?q=15.336303,76.460910