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圧巻の張掖丹霞地貌(世界一周5日目)

悪天候で北京から西安までのフライトが遅れに遅れ、乗り継ぎ予定時刻を1時間程過ぎて西安に到着。最終目的地である張掖に行くためには明日のフライトを待つ必要があるかと諦めていましたが、何と西安空港で飛行機が待っていてくれました。

張掖は甘粛省にあり、中国側からのシルクロードの出発点「河西回廊」の一拠点。北京に比べるとのんびりした雰囲気で、町中には個人経営の飲食店と雑貨店が目立ちます。そしてとにかく空気が汚い!車の排気ガス、砂埃、そこここで煙草を吸う人の煙で呼吸器疾患になりそう。夫と共に喉を痛めました。さらに食べ物がおいしくない。全部同じかつ単調な味付け、量が多い、肉がないの三重苦。青椒肉絲を頼んで山盛りの千切りピーマン炒めが出てきたときには泣きそうになった。近年稀に見る食欲不振に苦しみました。


さて、本題の張掖丹霞地貌。張掖丹霞地形、張掖丹霞地質公園など様々な呼称があります。英語だとDanxia Geopark, Danxia Landformと書いてあることが多い。色とりどりの岩肌が壮観でした。私たちが訪れたのは晴天の日の午前中だったのですが、雨の後や夕陽に照らされたときにはコントラストがよりついて美しい岩肌が見られるよう。
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昔は自由に見て回れたようですが、今は完全に観光地として整備されており、地層がきれいに見える4箇所が観光スポットになっています。この間を循環バスが結んでおり、自分のペースで散策できるシステム。入園料とは別に循環バスの料金がかかるのですが、園内はかなり距離があるのでよっぽど鍛えたいまたは歩きたい人以外はバスの利用がおすすめ。


張掖市内から張掖丹霞地貌までのアクセス
張掖西駅から直行バスで30分程度。片道15元/人でした。10元という記載もあったので値上げしたのかな。
所要時間は道路の混雑状況にもよりますが、基本こちらでは車線を守らない(対向車がいなければ対向車線を逆走して抜かす)のである意味効率的。乗客としてはいつ正面衝突するかハラハラします。

張掖丹霞地貌の入園料と循環バスの料金
・入園料:大人54元/人
・循環バス:20元/人