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夢にまで見たガラパゴス: San Cristobal島編(世界一周135〜137日目)

ガラパゴス最後の島は、San Cristobal(サンクリストバル)島。直前まで滞在していたIsabela(イサベラ)島からSan Cristobalまでは直通のフェリーがなく、本来はSanta Cruz(サンタクルス)島を経由する必要があるのですが、San Cristobalの宿泊先のホストがフェリーを持っていたため迎えに来てもらえることに。直通と言えども距離があるため約5時間の船旅。貸し切りなのでシートに寝転がって眠ったりと悠々自適です。
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San Cristobalの港の周りは岩場になっており、これまで見たことないほど多くのアシカが。ちょうど繁殖の時期なのか、岩のあいだにはぬいぐるみのような赤ちゃんアシカもたくさんいます。
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Isabela島滞在時にボートでわざわざ見に行ったアオアシカツオドリも何食わぬ顔で海岸に留まっていました。
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人間の居住地はこの島の西端に形成されていて、島内の観光スポットはほぼ徒歩圏内に位置しています。

南には空港と、アシカが多いことから名付けられたLa Loberiaというビーチがあります。La Loberiaで魚やカメを見ていると、アシカが寄ってきて一緒に泳ぐことができました。時間にすると1分に満たない短いものでしたが、海中でアシカの真っ黒で真ん丸の目に見つめられたのは忘れ得ない経験です。
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La Loberiaから海岸沿いの岩場を歩いて行くと崖まで辿り着きます。東映の映画のオープニングに出てくるような、岩に波があたって砕ける光景が目の前に。この日は晴天で、空には海鳥が舞っていました。照りつける太陽の下を歩いたため、真っ赤に日焼けするという後遺症のおまけつき。
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(道中にいた恐ろしい色合いのイグアナ。恐竜!?)


居住地の北側にはいくつかのビーチと、スノーケルスポットになっている湾・Tijeretasがあります。

どのビーチにもアシカがいて、人間の存在を物ともせずに丸々とした体を砂浜に横たえて眠っていたり、波打ち際で波に揉まれて遊んでいたり。
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Tijeretasは黒々とした岩場に囲まれた湾。カメやアシカもいるスノーケルに最適な場所と聞いて楽しみにしていました。ゴーグルを借りて嬉々として向かいましたが、私たちが行った日は生憎の高波。波がおさまるのを待ち海に入ってみたものの、期待したほどには魚もおらずあっという間に退散。
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Tijeretas周辺はハイキングコースにもなっています。途中までは歩道が敷かれているのですが、その後2.5kmほどは山と岩場。コースの目印として打ってある白い杭を頼りに歩を進め、ゴールになっているビーチ(特に何かある訳ではない)を目指します。
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San Cristobalは3つの島の中で一番動物が多く(特にアシカ)、個人でアクセスできるアトラクションが豊富。普段はマリンアクティビティに消極的な私たちが毎日海に入ったほど楽しい島でした。お陰で島を後にする頃には夫も私も日焼けで真っ黒に。


海遊びのお供はSabor Cuencanoというパン屋で買ったパン。ガラパゴスの人たちはお米だけでなくパンもよく食べるようで街のそこここにパン屋が散見されるのですが、このお店は果物やクリームをつかった菓子パンも豊富。普通のパンは25セントから1ドル、菓子パンは1.5ドル程度と値段もお手頃です。
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