クスコの美しい街並みと遺跡散策(世界一周158〜160日目)
前回の記事ではCusco(クスコ)への怒りを綴りましたが、観光資源に恵まれているのもまた事実。まず、街に入ると印象的なのはレンガ色の景観。高台からはその町並みが一望できます。
中心広場(Plaza de Armas)にある大聖堂(Catedral de Cusco)や教会(Iglesia de la Compania)も重厚な佇まい。
街中にある建物や通りも雰囲気があり、さながら映画のセットのよう。石造りの基礎部分や木造りのバルコニーは、日本の建物にも共通するものがあります。
中心部から約2km北に位置する遺跡Sacsayhuamanでは、インカ時代に築かれた城跡を散策。なぜか遺跡内で放牧され平和に草を食むアルパカたちは、毛が伸び放題絡まり放題でした。
Sacsayhuamanから足を延ばし、南米にありがちな巨大キリスト像や
インカ時代の祭壇とされる巨大な石が集められた場所へも行ってみました。
が、やはりメインはSacsayhuamanであり、特筆すべき点はなし。
楽しみにしていたアンデス料理は、厳しい自然環境による食材の制限からか期待を裏切られ、質と価格が折り合う食堂を探すのに苦心しました。市場やインターネットで評価の高い食堂へ足を運ぶもぱっとせず、最終的には街を歩き回り地元民と思われる人で混雑する食堂に落ち着きました。
https://maps.app.goo.gl/QAjHv
食事が味気ない分、ストリートフードでたんぱく質を補給したり、小腹を満たしたり。1〜3SOL(33円〜100円)で牛ハツの串焼き(Anticucho)や蜂蜜入りのチュロス、ドーナツのようなPicaronesが食べられます。
気になってはいたものの衛生面への懸念から手を出せませんでしたが、そこここにサボテンの実を売るワゴンも。食文化の違いが興味深い。