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満足度が低かったカトマンズからナガルコット・デュリケルへのトレッキング(世界一周21・22日目)

ガイドをつけてトレッキングに行ってきた。残念ながらあまり満足のいくものにならなかったため、反省点を振り返ってみる。

トレッキングに出掛けることにした経緯

他の記事でも言及してきたが、夫と私はインドのビザ取得のためカトマンズに約2週間滞在中。今後のネパールの旅程を相談する(見積もりをとる)ために現地の旅行代理店を訪れると「ネパールに来たならぜひトレッキングを!」と勧められ、急遽ビザが下りるまでの短い時間でアレンジ可能なトレッキングをすることに。

滞在先のオーナーがツアー会社を経営しており、前述の旅行代理店と同等の内容で1/5の価格だったため即決。2泊3日でトレッキングに出ることが決まった。

トレッキング初日の様子

出発当日は、狂犬病ワクチンのアフターショットのため病院を経由し、トレッキングを開始するSakhu(サク)までタクシーで移動。Sakhuを起点に、初日はNagarkot(ナガルコット)まで約4時間の道のり。オーナーの弟であるJ氏がガイドとして同行してくれた。

道中は、集落を抜け、山道を上る舗装された(もしくは舗装途中の)砂利道。車やバイクも頻繁に通る。一部には棚田が広がる風景もあったが、「トレッキング」と聞き私たちがイメージするものとかけ離れておりがっかり。さらに、天候にも恵まれず、雨が降り足元がぬかるんでくると縦一列に並んでJ氏の背中を黙々と追いかけるだけに。
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Nagarkotでの宿泊先は悪くなく、おいしいミルクティーも飲めて満足。生憎雲が立ち込めて日の出は見られなかったが、夜が開ける頃、遠くにヒマラヤ山脈系統のKangchenjungaの影を目にすることができた。
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トレッキング2日目の様子

Nagarkotから、まずはBanepa(バネパ)へ向かう。山の中にあるNagarkotを出て途中で展望台に寄り、あとはひたすら下り坂。はじめの4時間程はいわゆる「山道」で、ヒマラヤの姿は見られなかったが、天気もよく気分よく歩いていた。
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けれど、Banepaの市街地に近付くにつれ車通りが多くなり、土埃と排気ガスが蔓延する道に。

さらなる問題が宿泊を予定していた宿。Banepaから宿をとっていたDhulikhel(デュリケル)にバスで移動した後、タクシーを乗り継いで向かったものの、予約していたのとは異なる部屋に案内されたことを皮切りに、宿の人と折り合いがつかず退散。

別の宿を探すこともできたが、全体としてイメージしていたトレッキングではなかったこと、ガイドが同行すると意思決定をガイドに委ねることになり自分たちのスタイルに合わないと理解したことから、Dhulikhelには宿泊せずにカトマンズに戻ることにした。何かを人に委ねる際、きちんと自分の要望を言葉にして期待値を合わせる必要性を改めて感じた。

Dhulikhelからの帰路の景色は美しかった。
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ブログでは詳述していませんが、このトレッキングでは腹を立てることがたくさんあり、学びの多い経験となりました。旅での日常の過ごし方やありのままの感情は、アマゾン電子書籍に詳しく記しています。ブログと合わせてお楽しみいただければ幸いです。
ahrd.hatenablog.com