人生を遊ぶ

チトワン国立公園でサファリツアー!(世界一周28・29日目)

ネパール第2の都市、Pokhara(ポカラ)に3泊した後、Chitwan National Parkでのサファリツアーに向けバスでSauraha(サウラハ)へ。

7:15出発の予定が、バスパークでのんびり朝食をとる他の乗客たちを待ち、7:30過ぎになりようやく出発。途中でも朝食、昼食休憩があり、5時間かけて目的地に到着。SaurahaはPokharaから約150km南東に位置している街。

今回はTiger Campというホテルに宿泊。オールインクルーシブでアクティビティも全て含まれており、スケジュールに従って動いていきます。楽だけど自由はあまりない。
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到着した初日は国立公園には入らず、周囲を散策。毎日ジャングルから遠征して来るというこどものサイに遭遇。
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次第に深くなる草。雨季だからかあちこちに潜む泥濘を越え(時には足を突っ込みながら)、Elephant Breeding Centerへ。Centerと言っても、針金が張り巡らされた敷地の中に7〜8頭の象がいるだけ。象たちは厳重に鎖で繋がれており、小学生の頃に教科書に載っていた「オツベルと象」というストーリーを思い出しました。

この日はこどものサイに加え、川沿いに日光浴をしているワニと水浴びをしている大人のサイ、数種類の鳥を見て終了。チェックインの際に告げられた集合時刻が30分遅く慌てて出掛けたり、半ズボン+サンダルで問題なしと聞いていたのに泥濘で泥だらけになったりし、その後は用心深く情報を確認することに。


2日目は朝食後、カヌーでワニの住むEast Rapti Riverを川下り。カヌーは単に木をくり抜き、グラスファイバーで覆っただけの簡単なもの。体格のいい外国人を含め11人が乗り込んで水面すれすれを進みます。歩く度、人が動く度に左右に揺れるので、転覆してワニの餌食になるイメージが何度も頭を過ぎりました。
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30分程で船着き場に到着。続いてJungle Walk。川辺を巡回して再びサイに遭遇。その後は森の中を進みましたが、残念ながら動物はおらず、無数に存在する赤い虫を撮影。
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森が切れると草原へ。シーズンの2、3月には草を焼き払って動物を観察しやすくするようですが、今はシーズンオフ真っ最中。草に隠れて何も見えませんでした。

その後、Elephant Showerに参加するために着替えたところ、夫がヒルに噛まれていることが発覚。しかも胸元と脹脛の2ヶ所も。2日間程度血が止まらず、ジャングルに入るときには極力肌を見せない服装をするべきという教訓を得ました(脹脛は長ズボンを履いていたのに噛まれたので不可抗力ですが)。

Elephant Showerでは、川の中に寝そべり気持ちよさそうな象を起こして背中に乗ると、面倒臭そうに鼻から水を組み上げて思い切りかけてくれます。通常なら手を浸けるのすらはばかられる川の水で全身びしょ濡れ。濡れるのを嫌がり川辺で写真撮影だけの人もいましたが、象のシャワーは楽しい体験でした。
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午後はジープで国立公園へ。動物がたくさんいるとの前評でしたが、2時間半草原、森、川辺と場所を変えて走り、遭遇した動物は数種類。4種類生息するというシカだけ全て見ることができました。また、なぜかクジャクが大量に存在。本音を言うとトラやクマに会えることを期待していたのですが、人間の思い通りにならないのが自然ですね。
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帰りに見た夕焼けが印象的でした。
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