カトマンズで高山病予防薬を購入する方法（世界一周24日目）

ネパールにはヒマラヤをはじめ高い山が多く、登山を目的として訪れる観光客の中には現地で高山病予防薬を購入している人もいると聞いていました。
高山病（予防）薬は、日本では「ダイアモックス」という薬剤名で販売されていますがそれなりの金額。しかも処方薬なので病院やクリニックに足を運び、処方箋をもらう必要があります。私たちは出国までに時間がなかったため、Kathnanduでの購入にチャレンジすることにしました。

Thamel（タメル）地区は専門店がゆるやかに集まっており、薬局は日本と同様、病院の前に集中していました。ちょうどTrisuli X-Ray and ClinicやBir Hospitalの北側あたり。
https://goo.gl/maps/ffm9ubL5Loy

ネパールで購入した薬剤の名称はダイアモックスではなく「Zolamide」。Deurali-Jantaというネパールの製薬会社が製造している薬で、価格は10錠で100ルピーと破格でした（2018年8月現在）。
購入の際には有効な成分である「Acetazolamide」と言えば通じました。1錠あたりのAcetazolamideの含有量はダイアモックスと同量のため、同じように使える見込みです。なお、Zolamideの日本人に対する作用や副作用は検証されていないため、自己責任で使用する必要があります。

日本登山医学会や日本旅行医学会から高山病やAcetazolamideの使用方法に関する説明が掲載されているので一読の価値ありです。
http://jstm.gr.jp/knowledge/高山病で死なないために/

Kathmanduでは、滞在先の宿で飼い犬に飛びつかれて病院で狂犬病のアフターショットを打ったり、マルチツールを盗まれてポリスレポートを書いてもらったりと、いろいろなトラブルがありました。
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それでも、宿泊先のオーナーご夫妻によくしてもらったり、宿の近くにあるカフェでずっけこけな店員さんたちとの掛け合いを楽しんだり、おいしいチベット料理屋さんを見つけてささやかな幸せを感じたりと、充実した2週間を過ごしました。この度、そんな日常やありのままの感情を綴った書籍を出版しました。ブログと合わせてお楽しみいただけると幸いです。
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