人生を遊ぶ

ネパールで盗難に遭いポリスレポートを申請(世界一周24日目)

旅のために購入したVictorinoxのマルチツールが盗難に遭い、保険請求のためにポリスレポートを申請した。

このマルチツールは、夫のバックパックの腰部分のベルトにあるポケットに入れてあり、カトマンズのトリブバン国際空港で盗まれたものと思われる。ネパールへの入国時、入国審査とビザ申請に約2時間足止めされているあいだ、預けていたバックパックはLuggage Claimの脇の床に投げ出されて容易に物を取り出せる状態だった(今振り返るとバッグごと持って行かれなくてよかった)。


一度も使わないまま盗られてしまったことが癪だったこともあり、日本で加入していた海外旅行保険を活用して保険請求することに。保険会社に問い合わせたところ、請求のためにはポリスレポートまたは第三者による証明が必要とのこと。後者は効力が弱いため、ポリスレポート取得に挑戦することにした。今後も盗難に遭う可能性を否定できず、予行演習にもなりそうだし。


ネパールにはTourist Policeがいて、一定規模の市街地にはTourist Information Center兼Tourist Police Stationがある。私たちの滞在先であるカトマンズのPolice Stationは、繁華街のタメル地区にある。
f:id:ahrd:20180829205016j:plain
ネパール 〒44600 カトマンズ
https://goo.gl/maps/D65qiFZae5r

警官に事情を話すと、「ここは小さい交番なのでポリスレポートは出せない。Nepal Tourism Boardに行ってくれ」と言われ、20分程南に歩いてNepal Tourism Boardへ。
f:id:ahrd:20180829205333j:plain
Pradarshani Marg, Kathmandu 44617 ネパール
https://goo.gl/maps/8kRHxajLNUE2


Nepal Tourism Board(建物にはTourist Service Centerとある)には、Tourist Policeの本署的なものがあり、そこの警官に事情を説明。
f:id:ahrd:20180829234144j:plain

ポリスレポートがほしい旨を伝えると、書類に必要事項を記入するよう言われ、書き終わると受領証明書を発行してくれた。

ポリスレポートの作成には現場検証を要するため、発行まで2週間程かかる模様。メールで送付してくれるようで、足を運ぶのは1回のみ、出国していても受け取れるのでとても便利。しかも受領証明書には問い合わせ先のメールアドレスも記載されており、紛失物が見つかった場合等にもメールで連絡できる。

ネパールの警官はとても親切。旅行中にトラブルがあればまずはTourist Police Stationに行けば親身に相談に乗ってくれるはず。


ちなみに、私が退職する際に送別の品としてもらったマルチツールと果物ナイフも持参しているため、実用面で困ることはなさそう。



Kathmanduでは、病院を受診するためにも保険を利用した。滞在先の犬に飛びつかれ、念のため狂犬病のワクチンを打つ羽目に。トホホ。
ahrd.hatenablog.com

日々何か起こる旅の日常の様子と、その中で感じたことを率直に綴った旅日記をアマゾン電子書籍で販売中。
ahrd.hatenablog.com