人生を遊ぶ

アタカマ砂漠で月の谷をサイクリング(世界一周173・174日目)

ボリビアとの国境にあるチリの砂漠地帯の街、San Pedro de Atacama(サン・ペドロ・デ・アタカマ)。砂漠と名のついた場所に滞在するのは今回が初めてで、何から何まで想像できなかったため楽しみにしていました。


まず仕事から済ませるのが私たちの流儀。チリの首都Santiago(サンティアゴ)への移動に備えてバスのチケットを購入。
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https://maps.app.goo.gl/1Uxfg


そしていよいよ観光の準備。改めて調べてみると、間欠泉やフラミンゴの住む湖、温泉等、Atacamaでできることは全てボリビアで済ませてきてしまっていたことが判明。その中でも、赤い岩が一面に広がる光景が見られるPiedras Rojas(赤い石)と、月のような風景が高く評価されるValle de la Luna(月の谷)が候補として残りました。

しかし、ツアー会社を回ってみると、残念ながらPiedras Rojasは現在立ち入りを制限されており、写真撮影しかできないそう。Valle de la Lunaを訪れるだけではおもしろくないと思い、サイクリングを兼ねて観光することにしました。


当日は、レンタルショップが開店するタイミングで自転車を借り、なぜか野良犬に追いかけられながらValle de la Lunaへ。
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見通しの悪いカーブに突っ込んできた車に夫が撥ねられそうになって寿命を縮めたり道に迷ったりしながらも、1時間程でエントランスに到着。入園料2,500ペソ(約420円)を支払って園内に入ります。
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Valle de la Lunaにはいくつか見所があり、まずはCavernas de Salで停車。砂の壁が両側に聳え立つ中を身をかがめながら進んで行きます。しかし、徐々に天井が低くなってきたため途中で引き返すことに。ガイドをつけないと周遊できないようです。
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続いてDuna Mayor(大きい砂丘)へ。舗装されていない上り坂を自転車を漕いでいくため、徐々に疲労が蓄積していきます。さらに、砂丘に到達するため、自転車を降りて砂浜のような砂の中を歩くのは骨が折れました。それでも砂丘の上から見下ろす砂一色の風景は圧巻。この中に落ちてしまったら一巻の終わりだろうと恐ろしい想像が頭を過ぎります。
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その後も日陰のない炎天下、自転車を漕ぎ砂がつくる不思議な造形を堪能しつつ、普段とは異なる筋肉を酷使したことで疲弊し、最後はヘロヘロになりながら街へ戻りました。
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Atacamaの街自体には大きな見所はなく、通りがかりに中心部の教会を撮影。
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食事は、リーズナブルな食事を提供する食堂街に入り浸り。
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https://maps.app.goo.gl/vreHq
ペルーと同様に、スープとメインを選択して3,500ペソ(約600円)。チリに特有なシステムなのか、メインの付け合わせを選べる方式になっていました。
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