クラクフ・ヴィエリチカ岩塩坑観光記(世界一周278・279日目)
Vienna(ウィーン)に次いで訪れたのはポーランドのKrakow(クラクフ)。第一の目的はアウシュヴィッツ強制収容所を訪れることでしたが、Krakowの市内や郊外にあるWieliczka Salt Mine(ヴィエリチカ岩塩坑)も観光してみることに。
世界遺産に登録されているというKrakowの旧市街はコンパクトで、他のヨーロッパ諸国の旧市街と比べると大きな特徴もなし。散策は半日で終了してしまいました。Wawel Cathedral(ヴァヴェル大聖堂)とWawel Royal Castle(ヴァヴェル城)、およびそれを取り囲む城壁は、レンガの朱色と青銅の緑色が目に鮮やか。
城壁の麓にはドラゴンの銅像があり、5分毎に火を噴くという凝った仕掛けが施されています。
教会や聖堂は街の規模とは不釣り合いなほどの数が存在し、いろいろ足を運び写真撮影をしたものの、記憶に残っていません。唯一、毎正時にトランペットで時報が演奏されるSt. Mary's Basilica(聖マリア聖堂)は印象的でした。
市内観光があっという間に終わってしまったため、これまた世界遺産に登録されているというWieliczka Salt Mineに足を延ばしてみることに。地下に素晴らしい世界が広がっていると聞き期待に胸を膨らませて訪れたものの、参加必須のツアーのガイドは早口で、オーディオの音声が悪いことも手伝い致命的に説明が聞き取りづらい。さらに、展示を飛ばしながら早足で進むため写真を撮るのがやっとの状態。
また、Krakowから路線バスで往復したのですが、帰りのバスではバス車内の券売機が故障。仕方なくドライバーからチケットを購入しようとすると正規価格の1.3倍の金額を請求され、お釣りもないとのこと。乗り合わせたポーランド人(英語が通じないドライバーとのコミュニケーションを買って出てくれた親切な人)曰く、「Krakowのバス車内の券売機はほぼ故障している」そう。
肝心の岩塩坑では、岩塩でできた礼拝堂や、坑夫が信仰のため作業の傍らで彫り出した壁画や彫像を見学。確かに今までに見たことはない空間でしたが、1人3,000円程度支払ってまで訪れる価値はないというのが私たちの感想。
なお、路線バスで岩塩坑を訪れる方法は以下のウェブサイトを参考にしました。
【2019年最新】バスでのヴィエリチカ岩塩坑への行き方 | ポーランドなび -WITAM!-
街中にたくさんあるケーキショップでいろいろな種類のポーランドのお菓子を試したのはいい思い出です。何を選んでも大体外れがありませんでした(バラの風味のクリームが入ったドーナツは除く)。