人生を遊ぶ

インド旅行で体調を崩さず、観光を楽しむための心得

1か月インドに滞在し、胃腸炎で入院した以外はお腹を壊したり感染症にかかったりすることなく観光を楽しんだ(夫は無傷)。
インドでは食事にあたって苦しむ人も多いと聞くため、私たちが旅行中気をつけていたこと、役に立ったアイテムを順番にご紹介。



食事編

口に入れるのはミネラルウォーター一択

街中や観光地の「Drinking Water」と表示された水や、レストランで出される水差しやコップの水は出自不明。未開封のミネラルウォーターのみを口にしていた。うがいや歯磨きも贅沢にミネラルウォーターで。

食事は外国人向けのレストランを選択

地元の人が集う安くておいしそうな食堂は魅力的。しかし、日本という温室で生まれ育った私たちには免疫がないことを肝に銘じる必要がある。外国人も訪れ、ある程度繁盛しているお店は衛生面に気を使っており、食材も回転しているため安全な可能性が高い。

屋台のものは口にしない

「火が通っているし…」「他の外国人も食べているし…」と言い訳をしながら手が伸びそうになる屋台。屋台の種類も、食事からお菓子、フルーツジュースなど幅広く、安くておいしそう。しかし、ここはインド。野外でどのような食器の洗浄、食材の扱いをしているかは不明。泣く泣く避けた。

動物編

日本で予防接種を受ける

街中にたくさんの野良犬がうろついており、明らかに病気と思われる犬も頻繁に目にした。罹患後の致死率が100%という恐ろしい感染症狂犬病」の予防接種は必須と感じた。予防接種を受けていれば、万一、野良犬に噛まれた場合でも、患部を洗浄消毒してアフターショット(2回)を受けることで発症の可能性を下げられる。

動物に近寄らない

犬だけでなく、リスやシカなど、全ての動物が病気を持っている可能性がある。例え飼い犬であっても接触を避けるのが安心。私はネパールでホームステイ先の飼い犬にひっかかれ、念のため病院に足を運んで狂犬病のアフターショットを打った。どんなに注意しても注意し過ぎることがないくらい健康を害するリスクが高いということを認識する必要がある。

虫編

蚊が媒介する感染症を予防する

インドで購入可能なOdomosというブランドの虫よけを購入して使用。クリームタイプとスプレータイプがある。日用雑貨を扱う売店で購入可能。価格は「MRP=最大小売価格」が外箱に印字されているので必ず確認する(箱を捨てて2倍以上の金額を請求してきたインド人がいた)。
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虫さされのかゆみにはキンカンが最強

虫よけ対策をしても蚊に刺されることがあり、かゆみ止めとして日本から持参したキンカンが大活躍。一生消費しきれないと思っていたが、インドの乾燥した気候で蒸発したのかあっという間になくなってしまい、類似品が見付からず困っている。

海外旅行保険には必ず加入する

体調不良で頼るべき最後の砦が病院。しかし、一部の大都市を除いては英語すら通じなかったり、診療体制が整備されていない医療機関がある。また、日本とは医療制度が異なるため、医療費が高額になる可能性も。

そんなとき、海外旅行保険に加入しておけば、お金の心配をせずに病院を受診できるだけでなく、保険会社から信頼できる医療機関の紹介を受けることもできるので本当に助かる。実際、私は旅に出てたった2か月で2回も病院を受診することになった。いずれのケースでも早急かつこちらの状況に合った医療機関を紹介してもらうことができ、体調が悪いときに安心して病院にかかることができ非常にありがたかった。

私たちが加入している旅行保険
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/travel/kaigai/


ネパールで狂犬病のアフターショットを打った思い出
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インドで胃腸炎にかかり入院した思い出
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インドを快適に旅するコツシリーズ
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